望月峯太郎は元々好きな漫画家で。
彼の新作が最高に面白い。

「ちいさこべえ」

原作は山本周五郎、江戸時代の大工の若棟梁の話なんですがそれを現代に置き換えて物語は淡々と進みます。
火事で両親と工場を失い、孤児たちの面倒もみる羽目になり八方塞がりになりながらも「人情と意地」を貫こうとする若棟梁に思わず感情移入。
若棟梁のファッションも楽しみ。ヴィンテージの501XXに1stのデニムジャケット、オールデンのウイングチップで現場に向かいます…工務店の息子なので現場の職人さん達は良く知ってますが…絶対に有り得ない格好です!!
が、そこが良い!!
色々楽しめる要素一杯のこの漫画、おすすめです。